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オンワード樫山「ICB」/スーツ品番、ECが堅調/今春は機能面にも焦点

2019年01月22日(Tue曜日) 午前10時32分

 オンワード樫山の婦人服ブランド「ICB」は、この秋冬商戦が堅調に推移し、前年をクリアする見通しとなった。コートの販売が苦戦した一方、梳毛スーツやジャケット類がコートの売り上げをカバーし、さらに電子商取引(EC)が前期比60%増と伸びた。同社の川崎聖人課長代理マーチャンダイザーは「秋冬商戦はまだ着地していないが、改めてスーツの強みを発揮できた」と説明している。

 30代中盤~40代女性に向けた梳毛スーツが安定して売れた。マニッシュでクールなブランドイメージがキャリア女性のマインドに合致。ECでは若い層からの支持を集め、現在のEC比率は12%に高まっている。「キャリア女性のMDを深耕し、19春夏シーズンは機能性やカジュアル品番の精度をアップさせる」(川崎氏)考え。

 機能面では合繊素材のウオッシャブルスーツやトリアセテートを混紡したダブルジャケットなどを投入。動きやすいジャージー系のライトアウターやシャツブルゾンも拡充する。好評だった洗えるニットも引き続き打ち出す。

 黒、ネービーといったクールなカラーに加え、キャメルといった中間色で店頭を演出。昨夏にヒットしたワンピース、ツーピースに同色を載せ、ワントーンのスタイリングも特徴になる。ツーピースは前期比2倍の品番数をそろえる。シャツライクな羽織り物も提案し「コートとジャケットの中間アイテムを製作した。リネン混の素材で涼しげな風合いを楽しんでほしい」と言う。