台湾・高林実業/美之心買収でリモワの独占販売権取得

2019年01月22日(Tue曜日) 午前10時49分

 アパレル、家具製品の輸出入などを手掛ける台湾の高林実業(コリンズ)は7日の董事会(取締役会)で、1億2100万台湾ドルを上限として海外ブランドの台湾代理事業を行う美之心国際(ミノシン)の株式67・7%を取得することを決定した。これにより高林実業は、フランスの高級ブランド世界大手、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン傘下でドイツの高級スーツケース大手、リモワの台湾での独占販売権を得ることになる。8日付「経済日報」などが伝えた。

 高林実業は美之心の買収について「当社が小売業務を展開する上でメリットをもたらす。売上高は年間で少なくとも3億2600万台湾ドルの増加が見込める」と説明。買収に伴い高林実業は、李忠良執行長を美之心の董事長として派遣する。

 美之心は現在、ベルギー王室御用達の皮革製品ブランド「デルヴォー」やイタリアのアパレルブランド「ブルネロ・クチネリ」、フランスの同「ソニア・リキエル」などを取り扱う店舗を台北市信義区の高級ショッピングモール「宝麗広場(ベラヴィータ)」のほか、「遠東SOGO(遠東そごう)」や「新光三越百貨」などの大手百貨店で計7店展開している。今月初めには、リモワの台湾での独占販売権を取得していた。〔NNA〕