メーカー別 繊維ニュース

モリリン/SCMのさらなる強化へ/消費者起点の「5適」ベースに

2019年01月24日(木曜日) 午前10時23分

 モリリンのリビンググループは3月に始まる2019年度、国内外の関連工場を中心としたSCMをより一層強化する。メーカー機能を持つ商社として、消費者起点の「5適」(適時・適品・適価・適量・適所)をベースに、インドネシアでの内販シフトや同業他社への活用促進など、時代に即した迅速な変化と進化で、付加価値の高いモノ作りを推進する。

 インドネシア内販の核となるのがモリリン・リビング・インドネシア。堅調な日本向け寝装品に加え、この1、2年は日本人デザイナーや営業担当者による“日本式大商談会”を通して、日本のカワイイ文化を反映したクッションやラグなど、内販を拡大してきた。今後ラマダン(イスラム教徒の断食月)明けやクリスマスといった大型商戦を視野に一層の拡大を図る。

 インテリア用品を手掛ける中国の南通茉莉林紡織品は、外資系工場跡を利用した新工場への移転を機に、1フロアを倉庫として活用。日本のさまざまな顧客への対応力を高める。顧客によっては一つの商品に集中し大量販売する傾向があるため、早くから生産し備蓄する必要がある。中国に備蓄スペースを備えることで、商品の安定供給とローコストオペレーションを実現する。

 同工場は3月をめどに本格稼働する予定で新たに寝具類も生産する。寝具類は青島森銘寝装用品が主力だが、ニーズの高まりに応えコンフォーターの機械を導入、掛け布団やこたつ布団を製造する。

 青島森銘寝装用品は、キルティング敷パッドや掛け布団、中わたの製造から、検品、物流倉庫の機能まで拡充してきた工場。その多様な機能を生かし、現地で同業他社への活用を促進する。国内でも資本提携する布団メーカーのさくら産業(埼玉県秩父市)の機能を生かし、同業他社への活用を促す。