澤田の上海法人/和紙糸の中国内販が好調/環境配慮型、機能糸も拡大へ

2019年01月24日(Thu曜日) 午前10時29分

 【上海支局】ニット糸販売大手の澤田の上海法人、繹田〈上海〉商貿の和紙糸ブランド「camifine」の中国内販が好調に推移している。19春夏向けのメイン商材として打ち出したところ、細番手に予想以上の反響があり、生産が追い付かない状況になっている。今年は環境配慮型と機能糸の提案も強化し、内販の一層の拡大を図る。

 camifineは、ハイゲージに最適な超軽量素材で、イージーケア性に優れている。日本本社が日本の製紙会社で和紙を生産し、日本の協力工場でスリットから撚糸、染色まで手掛け、3品番各56色をストックする。

 「日本の素材である和紙を使った40番単糸は、われわれにしかできない独自商品。中でも内販では、和紙とポリエステルを撚糸した糸が洗える素材として引き合いが多い」と村田新治総経理は話す。

 ローカル高級レディースブランドをターゲットにする内販は、17年から本格化した。18年は和紙糸がけん引し計画を達成。18年9月に始めた19秋冬向けの提案も順調。

 19秋冬向けのテーマはサステイナブル(持続可能な)で、リニューアルを図り72色をストックするモヘア糸「DANDE」を前面に打ち出す。これに和紙糸と、日本の素材を使った機能糸を加えた3本柱で、今年も内販の拡大を目指す。