澤村の上海法人/ユニフォーム向けなど開拓へ/18年は2年連続増収増益

2019年01月25日(Fri曜日) 午前11時25分

 【上海支局】澤村の上海法人、上海紗華貿易は2018年、2年連続の増収増益を達成した。中国内販事業で2年前にインナー製品を休止し、トリコット生地に特化したことが功を奏した。19年は主力の裏地用途に加え、ユニフォーム向けなど新規用途の開拓を図っていく。

 内販では、裏地用途のトリコット生地を、台湾系や日系の2次加工業者に販売している。加工後の生地は、欧米を中心とした大手スポーツ、アウトドアブランドに採用されている。

 生地は、澤村が技術指導するローカル編み立て・染色工場で生産している。現在の協力工場は計4社で、まもなく1社増えるもよう。

 阿部賢治総経理は「われわれと日本本社、協力工場、台湾法人で構成する“チーム澤村”が、機動的に動けるようになってきた」と分析する。今後も澤村の品質管理のノウハウと技術力を生かし、「チームで一丸となって内販を拡大していく」と言う。

 19年は、新規用途の開拓を目指す。有望なのは、トリコットシャツ地のユニフォーム用途で、ユニフォームメーカーなどへの提案を強めていくことを計画する。