台湾/5億台湾ドルで台南工場拡張/アパレル原材料の南紡

2019年01月25日(Fri曜日) 午前11時27分

 アパレル原材料台湾大手、台南紡織(南紡)の侯博明董事長はこのほど、約5億台湾ドルを投じて、台南工場に産業用ポリエステルの高付加価値製品の生産ライン2本を増設する計画を明らかにした。年末の着工を見込む。22日付「工商時報」が伝えた。

 南紡は近年、競争力向上に向けて、自社または川下の顧客と共に水流交絡法(スパンレース法)で製造する工業用や一般消費用の不織布、食品包装資材などの開発を進めており、現在台湾に月産能力500トンの生産ライン2本を擁する。

 こうした高付加価値製品の受注がほぼ生産能力いっぱいに近づいていることから、長期的な成長と新市場開拓を見据えて、3、4本目の生産ラインを増設することを決定した。1本当たりの投資額は2億~2億5千万台湾ドルで、計約5億台湾ドルを見込む。

 同社は、ベトナム工場の生産能力も増強する。現在、東南部のドンナイ省にあるベトナム子会社、タイナン・テキスタイルの工場で第2、3期拡張を計画しており、今年上半期(1~6月)に稼働する。設備は2万錘増える見通し。

 南紡の2018年の連結売上高は前年比18・4%増の249億4600万台湾ドルで、過去最高を更新。19年も受注拡大と生産能力増強により、安定した成長を見込んでいる。

〔NNA〕