堀田〈上海〉貿易/日本製撚糸の内販開始/18年業績は計画達成

2019年01月29日(Tue曜日) 午前11時22分

 【上海支局】中国製撚糸の製造販売を手掛ける堀田〈上海〉貿易の2018年通年業績は、前年に比べ増収で計画を達成した。中国内販の拡大が貢献した。今年は日本製の内販も始め、差別化志向を高めるローカルブランドのニーズに応えていく。

 同社は日本やインド、米国、韓国などの素材を使い、中国の協力工場2社で春夏のセーター向けを中心とした撚糸を生産している。日本向けと内販を展開しており、18年末の市場別売り上げ比率は半々となった。

 昨年は日本独自の素材を使った機能糸の内販に力を入れ、旭化成のキュプラ繊維「ベンベルグ」使いの拡販などで成果を上げた。「ホールガーメント」(WG)を展開する地元ニッターと協力し、製品でのWG向け糸の提案も始めた。

 羽田浩之総経理は「(内販は拡大しているが)大きく伸ばせていない。日本の素材やホールガーメントを切り口に商売を広げていきたい」と話す。

 今年は新たな切り口として、日本本社の日本製撚糸を打ち出す。「ローカルブランドが高品質な日本製を求めるようになっている。トリアセテート・コットン糸やポリエステル・コットン糸などを投入する」と言う。