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伊藤忠/「強い企業との取り組み重要」/北陸藤花会、福井で新年会

2019年01月30日(Wed曜日) 午前11時1分

 伊藤忠商事が北陸産地の繊維取引先と構成する北陸藤花会、その若手メンバーの集まりである若藤会との合同新年会が28日、約100人が出席し福井市内のホテルで開かれた。

 新年講演会では、福井県立大客員教授で丹羽連絡事務所の中島精也チーフエコノミストが、「2019年グローバルリスクと内外情勢の展望」をテーマに、米中貿易戦争を踏まえた米中経済や、欧州、日本経済の展望、その他のリスクについて解説した。特に米中問題は、「中国の世界覇権宣言に米国が対抗措置を講じたものであり、今後も続く。その覚悟が必要」と指摘した。

 その後行われた懇親会では、中島氏の講演内容も踏まえながら小関秀一専務執行役員・繊維カンパニープレジデントが、「19年は世界経済に明るい材料がないことは肌に感じている」と述べ、長く駐在した中国も全体的には厳しい状況にあると指摘した。

 一方で、先日訪問した中国・上海にある波司登の旗艦店を例に挙げ、「来店者も多く、商品内容もレベルが上がっている」として、今後強い企業と取り組む重要性を強調。その上で「こうした企業には北陸産地品も入り込める。価格的にも問題ない。そのお手伝いもしていきたい」と話した。