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東レ/化学防護服で欧州の証明書/市場開拓本格化へ

2019年02月01日(Fri曜日) 午後1時43分

 東レは、化学防護服「LIVMOA3000シリーズ」(リブモア高通気タイプ、品番A―01―001)で、EU型式試験証明書(CEマーキング)を取得した。欧州連合(EU)域内の個人用保護具規則(PPER)と個別製品規格に製品が適合していることを示すもので、取得を機に欧米市場への本格参入を目指す。

 CEマーキングはEU域内で製品を流通・販売する際に求められる制度で、CEマークはその製品がEU規則やEU指令に適合していることを表す。同証明書の取得によって一定以上の安全性が担保されていると見なされるため、取得が必須ではない米国などの国・地域で事業展開を行う上でも優位に働く。

 東レの推計によると、化学防護服・保護服の市場規模は世界で1千億円。そのうち欧州が450億円、米国が500億円を占めている。取得を機にリブモア3000シリーズのグローバル展開を加速するとともに、化学防護服や保護服を着用して働く人の安全性と快適性の向上を実現する。

 同シリーズは、アスベスト除去作業などを行う際に着用を義務付けられている化学防護服のJIS T8115:2015タイプ5に適合。高い防護性を持ちながら高通気を付与し、快適な着心地をキープする。