メーカー別 繊維ニュース

往来

2019年02月05日(Tue曜日) 午前10時49分

 「情報の民主化で、われわれ供給者(アパレル企業)の優位性は崩れた。顧客情報を握っている者が強い、そのことを認識した年でもある」と語るのは三陽商会の岩田功社長。ウェブサイトや会員制交流サイト(SNS)の隆盛で、アパレル企業によるトレンド発信が難しくなってきた。得意とする重衣料のモノ作りを生かしながら、経営再建の模索が続く。その中で、今年10月には消費税の引き上げも控える。「必ず(消費増税の)影響は出てくる。今までなかったものを作り、三陽商会の絶対的な価値を高める」と説明する。企業買収など攻めの投資を再開した同社にとって、今期は正念場を迎える。