ごえんぼう

2019年02月06日(Wed曜日)

 482年前の今日6日、豊臣秀吉が尾張の国(名古屋市中村区)で生まれた。戦国一の人たらし、功名立志伝の人である▼今川家から織田信長に仕官し直し、中国大返しで明智光秀を破る。織田家内部の勢力争いにも勝ち残り、天下人となった。朝鮮出兵、後継者問題などで汚点を残したものの、戦国武将の中でも後世まで庶民に親しまれたタイプである▼下層からの出世物語は、アメリカン・ドリームに似て日本人好み。名門であることを鼻にかける宰相とは正反対である。それでも病には勝てず、61歳で死去。今の時代なら若すぎる死だが、それが徳川家康に時代を築くチャンスを与えた▼米国と中露の新冷戦。欧州のきしみ。アジアではタイの下院総選挙が予定される。天下人たちの権力闘争は500年を経過しても変わらない。違っているとすれば、情報技術の進歩と兵器の強力化。判断ミスは、地球規模の厄災をもたらすことに。