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デサント/「デサント トウキョウ」オープン/直営店20店舗拡大へ

2019年02月07日(木曜日) 午後3時19分

 デサントは6日、自社ブランド「デサント」日本最大規模の旗艦店「デサント トウキョウ」を東京・渋谷に開設した(写真)。国内事業のキーテーマ「成長」と「改革」に基づき、昨年6月に閉店した原宿の「デサントショップ東京」を発展させる形で誕生した、スポーツとライフスタイルを融合した新コンセプトショップ。売上高はデサントショップ東京の約1割増を目指す。今後同型店を主要都市へ出店し、より一層の認知度向上と拡販を図る。

 同店開設により、同ブランドの直営店はアウトレットを含め10店舗となった。デサントジャパンの小川典利大取締役常務執行役員第1部門長は、「主力である卸とのバランスを取りながら、ブランドの世界観を表現しユーザーと深い接点が持てる場としての直営店展開を加速する。『デサント ブラン』を含め都市部を中心に20店舗まで拡大したい」と話した。

 デサント トウキョウは地下1階~地上2階から成り、店舗面積は約500平方メートル。2階は“水沢ダウン”に象徴される高いモノ作り力を生かした「デサント オルテライン」など、ファッション寄りのライフスタイルライン「デサント ブラン」を展開し、書籍販売コーナーやイベントスペースも併設する。

 1階はブランドのルーツでもある野球用品を取りそろえ、ユニフォームのカスタムオーダーコーナーも新設。入口付近に時期に合わせた商品展開スペースを設けており、現在は国際スポーツ見本市「ISPO」での受賞モデルを展示中(3月3日まで)。日本茶のティースタンドを導入し、憩いと日本文化も提供する。地下1階はトレーニングウエアや「イノヴェイト」のシューズなどをそろえたほか、体のゆがみを計測し解決策を提案する「カラダバランスコーナー」を常設した。

 開店日前日のプレス内覧会に登場した元競泳選手の北島康介氏は、「デサントは海外にも誇れるブランド。2020年の東京オリンピックに向け広く発信してほしい」と期待する。

〈14日までにTOBへ意見表明〉

 伊藤忠商事による株式公開買い付け(TOB)について小川取締役は、「14日までに会社として意見表明する。今は静観いただきたい」とのコメントにとどめた。