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シキボウ/ホテルリネン販売で成果/総コストで優位性

2019年02月19日(Tue曜日) 午前11時5分

 シキボウは、ホテル向けリネン販売を強化している。洗濯耐久性の高い顔料プリントや洗濯の乾燥効率を高める素材を武器に、実績を重ねている。

 同社は2018年4月に、繊維部門営業第二部にリネン資材課を設け、既存の病院向けリネンに加えて、ホテル向けの拡販を進める。

 ホテル向けでは、洗濯耐久性の高い顔料プリント技術「アペニノ」使いの浴衣や、芯にポリエステル短繊維、鞘に綿を使った速乾性のある2層構造糸「ツーエース」使いのタオルが、主販路のリネン製品商社に採用された。両素材とも一般品より高価だが、洗濯耐久性や乾燥効率を勘案したトータルコストでメリットがあると評価される。

 19年もアペニノ、ツーエースを柱にして拡販を図る。工業洗濯対応の素材・加工「EXシリーズ」で、毛羽が少なく上質な風合いが長持ちするとともに乾燥時間を短縮して工業洗濯を省力化する特殊4層構造糸「デュアルアクションEX」、凹凸感のある校倉(あぜくら)造りの組織で肌との密着が少なく快適な環境を提供し、洗濯時の水抜けの良い高通気素材「アゼックEX」、工業洗濯を繰り返しても白度の低下を抑える「ホワイティアEX」、制菌加工「ノモスEX」などの販売にも注力する。さらに同シリーズのラインアップを充実させる考えを示す。