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合繊メーカー系商社/エコ・持続可能性に重点/再生糸などの提案目立つ

2019年02月21日(Thu曜日) 午前11時27分

 合繊メーカー系商社がエコやサステイナビリティー(持続可能性)に重点を置いた提案に力を入れている。20日、愛知県一宮市で開幕した「第16回ジャパン・ヤーン・フェア」(JY)に出展する旭化成アドバンス、帝人フロンティア、東洋紡STC、ユニチカトレーディングの4社も、エコやサステイナビリティーに対応する糸や生地を打ち出している。

 旭化成アドバンスは旭化成との共同出展で再生スパンデックス「ロイカEF」を提案する。原料の50%以上が工場などで発生する不使用糸などの再生原料。再生原料使いの場合、ベアヤーンとして使用するには「品質面で難しいが、ロイカEFは織物、編み物とも全用途で使用できる上、ベアヤーンでの活用も可能」と自信を見せる。

 帝人フロンティアは重点素材であるポリトリメチレン・テレフタレート(PTT)繊維「ソロテックス」の長・短繊維をメインにしながら、ペットボトル再生繊維「エコペット」なども打ち出す。「海外中心にエコ素材やサステイナビリティー素材に対する引き合いが活発化している」が、ファッション衣料など向けに定番品でなく、中空など差別化品をそろえる。

 東洋紡STCは長短複合紡績糸「マナード」の新タイプとして、再生ポリエステル長繊維を使用した「マナード―SW」を開発、新提案する。

 ユニチカトレーディングはマテリアルリサイクルや20年からの本格販売を目指すケミカルリサイクル繊維の総称「エコフレンドリー」を今回初めて打ち出す。