台湾・繊維品輸出/18年はほぼ横ばい/ベトナム向け紡績糸が好調

2019年03月04日(Mon曜日) 午前11時45分

 【上海支局】紡拓会のまとめによると、台湾の2018年繊維品輸出額は前年に比べほぼ横ばい(0・01%増)の100・74億ドルだった。最大のベトナム向けは、同国での川中投資の拡大を背景に紡績糸が好調を維持した。一方、その他上位4カ国・地域向けはいずれも前年を割った。

 品目別輸出額を見ると、紡績糸は10%増の16・76億ドル、繊維(ファイバー)は4%増の8・06億ドル、「その他繊維品」は5%増の4・27億ドルと伸びた。半面、最大の生地は2%減の66・55億ドル、衣類・アクセサリーは7%減の5・10億ドルへ後退した。

 仕向け地別上位5カ国・地域は、1位のベトナムが4%増の22・69億ドルだった。うち生地が3%増の17・79億ドル、紡績糸が27%増の2・37億ドルで、紡績糸の大幅な伸びが目立った(前年同期は12%増)。同国で縫製工場に加え、織布工場などの川中が充実してきたことで、生地が伸び悩む半面、紡績糸の好調が続いている。

 2位の中国は0・2%減の19・35億ドル。うち生地が4%減の11・59億ドル、紡績糸が10%増の5・61億ドルだった。