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オンワード商事/メディカル、介護ウエア強化/4年ぶりにカタログ発行

2019年03月13日(Wed曜日) 午前11時20分

 オンワード商事は、医療機関や介護事業所向けのユニフォームの販売を強化する。2019年は、4年ぶりにメディカルウエアのカタログを発行し、定番品の本格販売に乗り出す。

 同社は、別注を中心に企業ユニフォームや学校制服を手掛ける。18年2月期のユニフォームの売上高は102億円で、今期も秋冬の販売が好調だった。

 メディカルウエア事業は09年に本格的にスタートした。15年からは病院への直接営業を強化するため、本社と札幌や仙台、名古屋、福岡など7拠点にメディカル専門の営業マンを置いた。村上哲取締役営業本部長兼ユニフォーム事業部長は「営業担当者の専門性を高めたことで、病院のユニフォームの更新時期を把握し、受注が取れるようになってきている」と手応えを話す。

 メディカルウエアのカタログは2年に1度出してきたが、売れ筋商品を見極めるために前回は発行を見送った。足場を固めて出した「ラフィーリア」の新商品は、チュニックとスクラブ、パンツの計13型30品番。大規模病院の看護部長にウエアの要望をヒアリングした上で商品化した。

 商品のカラーを増やし、同一の病院内で職種別の色分けを提案する。近年、市場で増えている機能性を前面に出した商品を意識し、接触冷感機能や通気性の高いスクラブもそろえた。

 同社の全体の売上高のうち、メディカルウエアの占める割合はまだ少ない。19年は、これまで手薄だった代理店を通した営業にも力を入れていく考えで、全国の事業所を拠点に地方まで地盤を広げる。

 ユニフォーム事業部の清水亨ユニフォーム第二部部長兼メディカルユニフォーム事業統括は、「メディカル、介護ウエアは力を入れれば伸ばせる分野。展示会などを通して発信の機会を増やしたい」と話している。