インターテキスタイル上海の日系合繊2社/訪問客が大きく増加/ストレッチなどに人気集まる

2019年03月18日(Mon曜日) 午後3時58分

 【上海支局】「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス2019春」の中国館機能ゾーン(ホール8・1)には、東レグループの東麗酒伊織染〈南通〉と帝人フロンティアグループの南通帝人が出展した。両社とも機能ゾーンに継続して出展しているが、今回展の訪問客数は両社とも大きく増えた。

 東麗酒伊織染〈南通〉のブースへの訪問客数は従来、春展より秋展の方が来場者の多い傾向にあった。しかし、今回は2日目を終えた時点で480人と、昨年9月の3日間合計(400人)を上回った。出展を重ねる中でリピーターが増えるとともに、知名度向上で新規の来場者も増えた。

 出展品の中では新たに提案したストレッチ素材などが好評を得た。特にPBT(ポリブチレンテレフタレート)×PET(ポリエチレンテレフタレート)のストレッチ素材では、従来の44デシテックス(T)/48フィラメント(F)使いに加え、56T/48Fや84T/48Fの新原糸を使って反発感やピーチタッチを実現した商品を紹介し、出展品の中でも人気を得た。

 南通帝人のブースは初日午前から活況を呈し、訪問客も前年春より大幅に増加した。重要な顧客と定期的に会う場と同展を位置付ける中、既存顧客との商談を順調に進め、新規につながりそうな商談も増えた。会期中のピックアップ数は少なくとも前年の2倍に達したと言う。

 ブースでは南通帝人の環境配慮型工場としての強みを改めて訴求するとともに、「マイクロフト」シリーズや「ミノテック」「ソロテックス」などを展示。ファッションと機能を融合させたコート地やパンツ地、アスレジャー用など素材バリエーションの広がりも紹介し、総じて人気を得た。