京東物流/中国初5Gスマート物流構築へ

2019年04月01日(Mon曜日) 午後3時50分

 中国の電子商取引(EC)サイト「京東商城」を運営する京東集団の子会社・京東物流は、年内に中国初の「5Gスマート物流モデルセンター」を上海市嘉定区に建設し運営を開始する。

 5G(第5世代)ネットワーク通信技術を活用し、人工知能(AI)、人とモノのインターネット(IoT)、自動運転、ロボットなどのスマート物流技術と設備を融合することで、高度に一体化したスマート物流モデルセンターを構築する。

 既にスマート人員管理とスマート車両管理の両システムが完成し利用を開始した。デジタル化された倉庫では、5G技術による自動入庫・出荷の照合、リアルタイムの在庫管理、倉庫とロボットのシームレスな統合、拡張現実(AR)による迅速な商品識別、荷物追跡が実現する。

 京東は2007年の物流網構築以来“物流のスマート化”を推進している。アジア最大級の超大型スマート物流センターは上海など15カ所あり、今後40カ所以上増える見通し。さらにB2C分野の無人倉庫導入により、「独身の日」などの繁忙期でも京東商城で受注した9割以上の商品が翌日までに消費者の手に届く。

 今後は中国の大手5G運営企業と提携し、物流全工程での人・設備・データの一体化、物流センター・倉庫・配送車など物流設備の一体化を図る。