島田商事〈上海〉/内販向け仕入先新規開拓/ボリューム品への対応のため

2019年04月02日(Tue曜日) 午前11時47分

 【上海支局】副資材商社、島田商事〈上海〉が、中国内販向けの新規仕入先開拓を進めている。これまでの高級ゾーンに加え、ボリュームゾーンの商売を増やしていくため。日、欧米系の大手顧客のASEAN地域への生産移管が今年さらに進む見通しの中、内販拡大を進めていく。

 内販は2016年から加速し、地場のスポーツ用品ブランドへの販売に乗り出した。ところが、昨年は伸び悩んだことから、顧客開拓の優先順位を見直し、内販を担当するナショナルスタッフの育成に改めて力を入れている。

 一方、現状の商品では内販で開拓できるのは高級ゾーンに限られ、商売がなかなか広がらない悩みがある。「今のわれわれの商品は内販ではハイスペック。ボリュームゾーンの開拓は容易ではないが、ある程度押さえる必要がある」と松内謙一総経理は話す。

 そこで、島田商事の品質基準をクリアしつつ、コストダウンを図れる仕入先の開拓に乗り出した。「ボタンやテープなどの小付属のメーカーを徹底的に当たっている」(松内総経理)と言う。

 今年は、日本の大手SPAや、欧州系スポーツブランドが、ベトナムなどのASEAN地域への縫製地の移管を加速するもよう。そのため、内販を増やしながら、一方で日本本社やベトナム法人などとの連携を強め、顧客の“地産地消”を支援していく。