上海久光百貨/化粧品、欧米ブランド堅調/18年売上高は前年並み

2019年04月05日(Fri曜日) 午前11時42分

 【上海支局】上海久光百貨の2018年売上高は、前年並みだった。今年1~3月は化粧品と欧米の高級ブランドがけん引し、前年同期を上回った。今年は大規模な改装の予定はなく、ブランドの入れ替えなどの微調整を行っていく。

 18年は、1~6月が前年同期に比べ微増で、7月以降は景気の減速などで前年割れする月もあった。ただ、12月末の催事の売り上げが伸びたことで、通年では前年と同程度だった。

 今年1~3月の売り上げは、1、2月がほぼ前年並みで推移し、3月は8日の「国際婦人デー」のイベントの好調などで前年同月を上回った。近隣の百貨店、新世界城が3月から改装に入ったことも追い風になっているようだ。

 前田茂樹副店長は「(売り上げがこれまでのように伸びないのは)景気の悪化ではなく、消費の変化が要因。既成概念が通用しなくなっている。変化にどう対応していけるかが勝負」と話す。

 商品別では、化粧品とティファニーなどの欧米ブランド、宝石・貴金属などが好調を維持している。アパレルは、地元の高級レディース「ICICLE」がけん引するレディースと、キッズウエアが微増で、メンズは微減だった。

 浦西エリア北東部の大寧商圏で現在、建築面積34・7万平方メートル、売り場面積10万平方メートルの2号店の開店を準備している。今年末のオープンを予定していたが、やや遅れるもよう。