上海新世界大丸百貨/23・6%増と伸び突出/18年売上高は15・6億元

2019年04月08日(Mon曜日) 午前11時54分

 【上海支局】J・フロントリテイリングが運営支援する高級百貨店「上海新世界大丸百貨」の2018年売上高は、前年に比べ23・6%増の15・6億元だった。上海市の百貨店の中で突出した伸び率で、17年は倍以上の開きがあった上海久光百貨(市内の百貨店で売り上げ3位)との差を縮めた。

 けん引するのは化粧品とラグジュアリーブランド、宝石・貴金属。化粧品の18年売り上げは、前年に比べ6割以上も増えた。開業4年目に入った18年5月の月間売上高は1・9億元で、過去最高を更新した。

 入店客数も増加している。18年は3月を除く全ての月で100万人以上となり、8月は過去最高の140万人を達成した。

 カード会員数は毎月1万人前後のペースで増加し、18年末の累計会員数は33万人超となった。会員の売り上げ構成比は現在、6割強。

 今年に入ってからも好調が続いている。1~3月売上高は、前年同期に比べ28・4%も増えた。「春節と3月8日の国際婦人デーの催事が例年以上に良かった」と岡泰志店長は話す。

 グループ会社で、同じ商圏にある上海新世界城(市内2位)が3月から全面改装に入ったため、伸び率が今後さらに加速する可能性がある。