ベトナム1~3月の貿易/繊維・縫製品輸出は13・8%増/全体の収支は5億ドルの黒字

2019年04月09日(Tue曜日) 午前11時37分

 ベトナム統計総局(GSO)は3月29日、2019年第1四半期(1~3月)の輸出額(速報値)が、前年同期比4・7%増の585億1300万ドルだったと発表した。輸入額は8・9%増の579億7700万ドルで、貿易収支は5億3600万ドルの黒字だった。

 1~3月の輸出額を項目別で見ると、「電話・電話部品」が前年同期比4・3%減の120億5千万ドルに落ち込んだものの、輸出額全体の21%を占め最大となった。「繊維・縫製品」が13・3%増の72億9900万ドル、「電子・電子部品」が9・3%増の69億3千万ドルで続いた。

 輸出先は、米国が26・0%増の130億ドルで首位。以下、欧州連合(EU)=2・5%増の102億ドル▽中国=7・4%減の76億ドル▽ASEAN=6・0%増の63億ドル▽日本=9・4%増の47億ドル▽韓国=7・7%増の47億ドル――が続いた。

 輸入額を項目別で見ると、「電子・電子部品」が12・2%増の117億ドルで首位。「機械・部品」は15・1%増の87億2千万ドル、「織物・繊維製品」は6・4%増の28億4千万ドルだった。「電話・電話部品」は15・4%減の28億2600万ドルと、2桁%のマイナスとなった。

 輸入元は、中国が9・7%増の150億ドルで首位を堅持。以下、韓国=1・1%増の118億ドル▽ASEAN=10・1%増の82億ドル▽日本=5・6%増の47億ドル▽EU=18・7%増の36億ドル▽米国=11・8%増の30億ドル――が続いた。

 輸出入での資本の内訳は、輸出では外資系企業が2・7%増の414億5700万ドル、地場企業が9・7%増の170億5600万ドル。輸入は外資が6・0%増の338億8500万ドル、地場が13・4%増の240億9200万ドル。収支は外資が75億7200万ドルの黒字、地場が70億3600万ドルの赤字だった。

〈3月は6億ドルの黒字〉

 3月単月の貿易額は、輸出額が前年同月比5・4%増の224億ドル、輸入額が14・7%増の218億ドルで、貿易収支は6億ドルの黒字だった。

 輸出額の項目別では、トップの「電話・電話部品」が0・7%増の53億ドルに上った。「電子・電子部品」が19・9%増、「繊維・縫製品」が15・9%増と増加率は異なるものの、27億ドルで並んだ。

 輸入額の項目別では、「電子・電子部品」が19・1%増の44億ドルでトップ。「機械・部品」が17・5%増の32億ドル、「織物・繊維製品」が17・2%増の10億5千万ドルで続いた。

 GSOは2月の貿易統計の確定値も併せて発表した。輸出額は139億500万ドル、輸入額は146億7400万ドルで7億6900万ドルの赤字だった。速報値の赤字額は9億ドルだったため、そこから1億3100万ドル減った。

〔NNA〕