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シキボウ・大阪展/環境対応素材アピール/繊維で持続可能性に貢献

2019年04月10日(Wed曜日) 午前11時40分

 シキボウが明日11日まで大阪本社(大阪市中央区)で開催中の展示会で、環境対応を切り口にした素材のアピールを強めている。

 今回展のテーマは“サステイナブル”。地球環境の持続可能性に貢献する素材をメインにする。販売する商材がどのような形で環境に貢献するかを、原料段階、生産工程、製品による間接効果の三つに分けて、それぞれ緑、オレンジ、青で色分けし、独自のエコ素材ブランド「エコテクノ」のマークを付けてアピールする。

 原料段階で地球環境に貢献する素材として「コットンUSA」が認める米綿使いの商材と東南アジアの野蚕であるエリサンのシルク素材「エリナチュレ」を紹介する。

 コットンUSAの綿花は、農薬使用量や散水量を厳しく管理する精密農法を取り入れており、節水や土壌保全で数値的な根拠を示すことが可能な環境素材として訴求する。

 エリナチュレは、本来捨てていたタピオカの葉を蚕の飼育に使用していることや天然の消臭、UVカット性で加工による水・薬剤が必要がないこと、最終的に蚕を食料としても活用する点も環境に貢献する。

 エコテクノは同社が1997年に立ち上げたブランド、当時はオーガニック綿やリサイクルポリエステルを中心とした素材ブランドだった。近年、国連の持続可能な成長目標(SDGs)を企業の事業指針として取り入れる企業が増え、消費者の関心も高まっていることから改めてアピールを強める。東京展は17~19日、ボーケン東京本部ビル(東京都江東区)で開かれる。