「AFF・大阪」開幕/生産体制の充実強調/対日対応力 多彩に提案

2019年04月10日(Wed曜日) 午前11時50分

 「AFF・大阪2019」が9日、大阪市中央区のマイドームおおさかで開幕した。会期は11日まで。今回は、中国とアジア地域から380社が集結し、物品だけでなく、アジア地域も含めた生産体制の充実を強調する企業が目立った。

 振華〈廈門〉製衣は編み地使いのスポーツ、学販体育衣料の生産に強みを持つ。AFF・大阪への出展は初めてだが、1993年の設立から日系商社を介する対日ビジネスの展開に特化してきた。

 福建省のグループ企業、龍海万里川工業発展との連携を生かし、編み立てのほか、刺しゅう、昇華プリント、縫製を自社一貫で行える体制をアピールする。近年は自社デザイナーによるODMの機能強化も進め、編み地関連だけでなく、布帛製品の対応力も強調する。

 大連華絨服装は2002年の設立時から対日ビジネス中心で成長しており、AFFへの参加も19回目という常連企業。日系の大手商社と築いてきた対日ビジネスのノウハウの豊富さを強調する。

 今回はニット製品中心に展示し、自社一貫の生産体制を生かした小ロット対応力と世界的なキャラクタービジネスでも採用されているニット製品の品質の高さを見せた。

 高唐県興誠進出口貿易は、16年設立の若い企業で、AFF・大阪への参加も初。山東省の協力工場と連携し、ニット製品の対日輸出ビジネスを既に手掛けている。

 独自に確立した生産体制を生かし、中国製でありながら、価格競争力のある製品供給を行える点を強調する。

 アジアゾーンに出店していたチアホー〈カンボジア〉ガーメント・インダストリアルは、中国・福建省のアパレルメーカー、嘉禾グループのカンボジアの縫製拠点。

 ユニフォームに強みがあり、これまでも日本国内の複数のユニフォームメーカーに製品を供給してきた実績がある。

 中国での縫製コストが上昇する中、日本市場で要求される高視認や防炎など高機能ユニフォームの供給体制が充実している点をアピールし、新規取引先の拡大を目指す。