タイ・インドラマ/インドの合繊企業に出資

2019年04月10日(Wed曜日) 午前11時53分

 タイのインド系石化大手インドラマ・ベンチャーズ(IVL)は、3日付でインドの合成繊維メーカー、インドラマ・シンセティクス〈インド〉への出資の手続きを完了した。

 タイ証券取引所(SET)への報告によると、オランダ子会社インドラマ・ネザーランドを通じ、増資に応じて、新株8300万株を1株36インドルピー(約60円)、総額29億8800万インドルピーで取得した。出資比率は31・79%となった。

 株式大量取得に伴い、インド証券取引委員会(SEBI)の規定に従って、少数株主が保有する計6543万6231株(発行済み株式の25・06%)について同額で株式公開買い付け(TOB)を実施する。TOBには最大23億5600万インドルピーを投じる。全ての少数株主がTOBに応じた場合、IVLの出資比率は56・85%になる。

 インドラマ・シンセティクス〈インド〉は、インドのナショナル証券取引所(NSE)、ボンベイ証券取引所(ムンバイ証券取引所、BSE)に上場。西部マハラシュトラ州の工場で、各種の合成繊維製品を製造している。年産能力は60万5千トン。

 IVLのほか、増資後の上位株主は、IVLのアローク・ロヒア最高経営責任者(CEO)の兄であるオム・プラカシュ・ロヒア氏と一族(22・39%)、ブルックグレンジ・インベストメンツ(20・51%)。〔NNA〕