台湾/ダウンの広越が生産増強/20年には16%増

2019年04月16日(Tue曜日) 午後5時11分

 ダウンジャケットの受託製造を主力事業とする台湾の広越企業は、需要増を受け2019~20年に生産能力を増強する。同社の世界での生産ライン数は、20年時点で18年比16・4%増える見通し。「経済日報」が伝えた。

 呉朝筆総経理によると、同社はダウンジャケット市況の好調により生産が受注に追い付かない状況になっていることを受け、中国やベトナム、ヨルダン、ルーマニアなどの工場で生産能力を拡大する。生産ラインは今年38本、来年50本それぞれ増やし、20年時点の世界での総数は537本に上る予定。

 呉総経理は19年の業績について「需要の伸びが続いていることなどから平均製品単価(ASP)の上昇が見込め、粗利率は確実に上向くだろう」と楽観的な見方を示している。同社はここ数年、粗利率が比較的高いアウトドアブランドからの受注獲得を積極化し、関連の売上高比重は拡大していると言い、呉総経理は「今年は米パタゴニアからの受注量が前年比30%増える見通しで、利益拡大への寄与は大きい」と述べた。

 広越の19年1~2月の売上高は15億台湾ドル超で、前年同期比で2倍となった。3月も好調で、第1四半期(1~3月)でも前年同期比2倍となる見込み。受注は年末まで見通せている状況で、呉総経理は「19年の2桁%増収は問題ない」と自信を示した。

〔NNA〕