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宇仁繊維 創業20周年/「30年に向けまい進」

2019年04月19日(Fri曜日) 午後2時45分

 宇仁繊維は18日、大阪市内のホテルで創業20周年記念祝賀会を開いた。同社社員150人を含む約550人が詰め掛け、20年の節目を祝った。

 あいさつに立った宇仁龍一社長は、「多くを求めず国産集中主義という“弱者の戦略”に徹し、顧客が求める商材を速く、安く供給する体制を構築してきた」と20年を振り返りつつ、「厳しい時代の中で成長できたのは、仕入れ先さま、販売先さま、関係者の方々、社員の皆さんのおかげ」と感謝の意を示し、「令和の時代を迎えて次の30周年へ向けまい進したい」と抱負を述べた。

 来賓として祝辞を述べたTSIホールディングスの三宅正彦会長は、「私の出自も大阪・船場の生地屋。当社はアパレルに転換したが、その中で宇仁さんが大阪・船場の生地ビジネスを盛り上げてくれていることが本当にうれしい」とし、その成長のポイントを、問屋ではなくメーカー機能にこだわったこと、海外市場に目を向けたこと、若手人材の育成・成長にあると分析した。

 続いて来賓あいさつに立ったユナイテッドアローズの竹田光広社長は、宇仁繊維の成長の理由を「社長の経験と先見性、従業員の活力、国産へのこだわりが競争優位性になった」と分析。それが「当社製品の差別化にも大きく寄与している」とし、一層の協業を誓った。

 祝賀会冒頭には、宇仁社長や宇仁麻美子常務、複数の社員によるメッセージや同社の20年を振り返る動画も流され、場を盛り上げた。