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明石SUC/5月期は計画通り増収見通し/MC校の獲得順調に

2019年04月19日(Fri曜日) 午後2時49分

 明石スクールユニフォームカンパニー(明石SUC)は、今入学商戦で制服モデルチェンジ(MC)校の獲得が順調に進んだことで、2019年5月期の目標に掲げる売上高267億円(前期261億円)の達成が見えてきた。

 河合秀文社長によると、入学商戦は学生服で、MC校の獲得が堅調に進み、制服が他社に置き換わる喪失校が少なかった。オサレカンパニー(東京都千代田区)と共同企画の制服「O.C.S.D.」といったオリジナル企画の採用も増えてきた。

 店頭商品では人形玩具「リカちゃん」をモチーフにした制服「リカ富士ヨット」を打ち出すなど、販路の開拓が進んだ。LGBT(性的少数者)への配慮から、女子向けのスラックスの販売も増えていると言う。

 スクールスポーツでは「デサント」の新規採用校が100校以上となり、累計で1800校を超えた。来年にはデサントで培ったノウハウを生かした新ブランド「アスリッシュ」も投入予定で、市場の深耕を進める。

 企業向けユニフォームのアクティブチャレンジでは、介護、メディカル向けの「ルコックスポルティフ」ブランドを中心に販売を伸ばした。

 神戸学院大学(神戸市)の社会防災学科と産学連携で防災教育に取り組む「明石SUCセーフティプロジェクト(ASP)」も取り組みが広がっている。昨年、総合展で披露した小学校向け防災学習教材は、学校で説明会を求められたり、一部の小学校で今春から採用されたりするなど、関心を集めている。今秋には中学校、高校向けの教材も打ち出す予定で、防災関連の展示会などに参加しながら学校への認知を高める。

 19年5月期は目標の267億円あたりで着地できる見込みだが、学生服市場は、大手メーカー同士の競合もMCで激しくなり、売り上げが伸ばしにくい状況になっている。河合社長は「在庫を含めて無駄なコストを増やさないようにする」と話す。