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三陽商会 婦人服/増税前にヤマ場作る/増税後は価格戦略商品も

2019年04月24日(Wed曜日) 午後1時54分

 三陽商会の婦人服ブランドは19秋冬に消費増税対策を打つ。高額コートを増税前に投入。ブランドフェアの前倒し、ブランドの新ライン投入で話題性を集めるなどに取り組む。増税後は値頃感のある商品投入で価格抵抗感を軽減する。

 「ポール・スチュアート」は、8~9月展開を前年より2週間前倒し、従来11月展開の高額コートを9月中旬に投入する。増税後はコートで従来8万3千円のウールコートを7万3千円にするなど、前年より約10%下げて「お買い得感をアピール」する。

 「エヴェックス バイ クリツィア」は、10月のフェアを増税前の9月に実施して集客に努める。ポイント制度のポイントアップも実施。増税後は価格訴求のカムフラージュコンビ(2点企画で1万円)を発売する。

 「トゥー ビー シック」は、マイクロツイルピーチダウンを9月中旬から早期展開する。増税後は洋品やボトムスのベーシックアイテムを1万円台にするなど、フリー客を取り込む。「マッキントッシュ ロンドン」も、11月展開予定のコートを9月上旬から出せるよう準備する。「マッキントッシュ フィロソフィー」は、増税前にダウンコートを前倒しし、増税後は価格を意識したニット、ボトムスを仕込む。

 「エポカ」は、「増税前に売り上げを最大化する」方針。好評のコーディネートできるニットアイテム「ラマリア」に新ラインを投入。リラックス感とサステイナブル要素(再生ウール使用)を加えた「ラマリア イン カーサ」で9月デビューとなる。増税後での販売もにらんで「価格は従来比2割ほど抑えた」。