チャイナナウ/ブランドの若返りに注力/北京白領時装 董事副総経理 彭 蕾 氏

2019年05月07日(Tue曜日) 午後4時27分

 北京の老舗高級レディースブランド、北京白領時装がブランドの若返りを進めている。デザインの刷新とともに、会員制交流サイト(SNS)を活用した販売などに力を入れる。董事副総経理の彭蕾氏に、これまでの歩みや若返りの現状、今後の計画を聞いた。

(北京=岩下祐一)

  ――1994年に設立した当時、高級ゾーンの地場ブランドはまだ珍しかったのでは。

 ほとんどなかったです。当初から女性エグゼクティブをターゲットに据え、ブランド名を「白領(ホワイトカラーの意)」にしました。白領という言葉自体、当時は新しい概念でした。

  ――その後の発展は。

 設立から15年ほどはゆっくりとした展開で、2010年ごろからようやく高級レディースのリーディングブランドとして認められるようになりました。現在は、各都市を代表する商業施設の一等地に出店しています。

  ――店舗数と出店エリアは。

 36店を直営で運営しています。店舗数はこの10年、ほとんど変わっていません。いたずらに拡大せず、丁寧にブランドを育てていくのがわれわれの方針です。

 店舗は北京や上海などの沿海部の大都市から、太西(山西省)などの地方都市まで全国各都市にあります。

  ――現在の課題は。

 ブランドの若返りです。フォーマルラインがメインですが、若者に人気のアスレジャーの展開にも力を入れています。デジタル時代になり、マーケットの変化が早まる中、デザインの刷新も重要です。ネット通販だけでなく、(SNSの)「微信(ウィーチャット)」を使った新しい販売手法にも取り組んでいます。

  ――今後の計画は。

 若者向けの商品を引き続き増やしていきます。出店はこれまでの主力だった一、二級都市から、成長余地が大きい地方の三、四級都市にシフトしていきます。