19年3月米国繊維品輸入量/中国、15%も減少/全体は2.7%伸長

2019年05月16日(Thu曜日) 午後1時18分

 米国商務省国際貿易局繊維・衣料品部(OTEXA)によれば、2019年3月の繊維品輸入量は47億9260万平方メートル換算(SME)で、前年同月比2・7%増えた(データ室参照)。その中で中国からの輸入は15・0%も減少した。

 うちアパレルは19億3750万SMEで、5・5%増と比較的高い伸びを示した。テキスタイルは28億5510万SMEで、ほぼ横ばいの0・9%増。テキスタイルをけん引してきた「2次製品・他」(ホームテキスタイル、かばん類)が15億2270万SMEで2・7%減退した。

 3月の輸入先上位10カ国の国別では、首位の中国が15・0%減と大きく落ち込んだ。テキスタイルへの昨秋の制裁関税と2月上旬の春節連休の影響とみられる。春節連休が2月後半にあった昨年は、3月に14・2%増えた後、4月に一転して10・9%落ち込んでいた。今後は、アパレルなどにも拡大された米国による中国品への追加関税の影響が懸念される。