江蘇省大阪展が開幕/アパレル軸に多様な商材/日本有利の面も

2019年05月22日(Wed曜日) 午後4時2分

 「中国江蘇省輸出商品展示会」(=江蘇省展、同省商務庁主催、日中経済貿易センター、大阪商工会議所共催)が21日、マイドームおおさか(大阪市中央区)で開幕した。会期は明日23日まで。

 23回目の開催となる今回は、246ブースが設置され、うちアパレル・ホームファブリックが103ブースを占める。繊維関係者らが各地から会場を訪れた。

 今回展もアパレルを軸に、春夏物、秋冬物の両方の多様な出展が見られる。米中貿易摩擦の拡大で、対米向け工場の先物のスペース余剰が生まれ、日本向けでは価格交渉が有利に働く面が生まれている。

 常熟市天一国際貿易は、イタリア向けで人気のメンズジャケットを訴求する。2007年の設立当初は日本向け販売が大半だったが、その後イタリア向けが主力となり、現在は日本向けが皆無。日本でのこれまでの経験もあることから、再開拓しようとして初出展となった。

 南通蘇韻国際貿易は、11年設立で、全量日本向け。ポリエステル生地にインクジェットプリントを施したワンピースをアピールする。今回展では夏物商品を中心に出している。中国政府の環境規制強化で染工場の閉鎖が増えたため「プリント生産納期が延びているのが悩み」と言う。