19年2月輸出実績/織・編み物が大幅増/中国向けの作り込み時期影響か

2019年05月22日(Wed曜日) 午後4時3分

 日本繊維輸出組合が財務省貿易統計を基にまとめた2019年2月の繊維品輸出は6億1136万ドルで、前年同月を10%上回った。原綿、生地、不織布の数量増が好結果につながった。中国向けの旧正月(春節)休暇に関わる作り込みの時期が影響したと考えられる。1~2月累計は11億693万ドルで前年同期比2%増だった。

 商品別では原料が数量ベースで7%増の1万5984トン。アクリルわたは減少したが、スフわたは倍増し、ポリエスわたも20%以上の伸びを示した。糸は4%減の9567トン。ナイロン長繊維が2563トンと19%減少した。織・編み物は19%増の7259万平方メートル。金額も18%増の2億1519万ドルとなった。主力のポリエス長繊維織物は、数量が20%増の1755万平方メートル、金額も25%増の4512万ドルといずれも大幅に増加。他の織・編み物も軒並み数量と金額を伸ばした。

 仕向地別(金額ベース)は東アジア向けが4億3244万ドルで16%増。中国向けは23%増の1億7180万ドル。輸出先第2位のベトナム向けは28%増の8080万ドルだった。