高友繊維/北ベトナムの靴下生産強化/中国からの移管進む

2019年05月22日(Wed曜日) 午後4時29分

 靴下企画生産の高友繊維(大阪市北区)は、ベトナム工場の充実を進める。同社は、中国・遼寧省1、江蘇省2、浙江省2の計5工場への靴下生産発注が多いものの、この3年でベトナム生産へのシフトを進めてきた。これからもさらに強化する。

 ベトナムでは自社工場のホアビン高友繊維(保有機械台数300台、年産能力150万デカのほか、発注先としてハノイ・スーパーテックス(250台、120万デカ、PHUビンハン・ニッティング(200台、110万デカの2工場を使う。目標として掲げるのは「ハノイを中心とする北ベトナム統合生産基盤の充実」。

 鎌田英嗣社長は、「今までは中国を主力として来たが、近年の動きに合わせ、数年前からASEAN地域で生産拠点を拡大することを心掛けてきた」と話す。

 自社工場に加え、これまで協働関係にあった2工場をバーチャル統合して、ベトナム北部での統合生産基盤構想を進めてきた。保管倉庫、原料工場も含めて話し合いを進める。

 企画機能では、島精機製作所のデザインシステム「SDS―ONE APEX3」を導入し、顧客の要望に応じてコンピューター・グラフィックスでのデザイン作製を早く行い、短期間で精度の高いサンプル作製を行うことで競争力を高める。