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三陽商会/「サンヨーコート」刷新/サンヨーソーイングのブランド化も

2019年05月23日(Thu曜日) 午前11時13分

 三陽商会は19秋冬、原点であるコートの発信力を高める。「サンヨーコート」はロゴを刷新し、クラフトマンシップを保ちながらモダンなイメージを強化。国内外の老若男女に世代を超えて愛されるブランドを目指す。同社のモノ作りの象徴として、コート専業工場であるサンヨーソーイング(青森県七戸町)のブランド化も図り、初の独自商品を発売する。

 サンヨーコートの新しいロゴは企業ロゴとの違いを出しつつ、同社とコートとの密接な関係を表現する。「コート フォー ライフ 明日はもっと、似合ってる。」を掲げ、料理研究家や建築家など各界を代表する12人がサンヨーコートを羽織ったビジュアルを用い、着る人の人生に寄り添うコートであることを表す。

 日本製へのこだわりを貫くとともに、定番的品とトレンド品のクロスオーバーMDにより、20~40代の認知度を高める。ショート丈のブルゾン調なども打ち出す。

 サンヨーソーイングは他社のOEMも手掛けるコート専業の自社工場。従来OEM100%だが、今年の設立50周年を機に吉田十紀人デザイナーと協業し、紳士の「サンヨーソーイング バイ トキト」3型(想定価格12万~18万円)を開発。直営の三陽銀座タワーやオンラインストアのほか、「ビームスプラス」、イタリアのセレクトショップでも発売する。横井亨社長は「三陽商会とともに培った技を生かしてODMや直販を進め、当社を含む国内工場の活性化を目指す」と語る。