インドネシア繊維・繊維製品/1Q成長率は過去最高の18%

2019年05月24日(Fri曜日) 午前11時39分

 インドネシアの繊維・衣料産業の第1四半期(1~3月)の成長率は過去最高の18%となった。前年同期は7・46%、2018年通年では8・73%だった。「国営アンタラ通信」がこのほど伝えた。

 工業省繊維・皮革・履物産業局のムドリ局長は、「労働集約型で輸出産業である繊維・衣料産業は国内経済に大きく貢献している」と述べた。中央統計局(BPS)によると、第1四半期の大・中規模メーカーの生産量は前年同期比4・45%増となった。海外からの受注が増加した衣料業界の生産量が29・19%と大幅に上昇したことが主な要因。

 ムドリ局長によると、繊維・衣料産業が成長したのは、上流分野、特にレーヨン製造業の投資が十分であったことが大きい。シンガポール系のレーヨン繊維メーカー、アジア・パシフィック・レーヨン(APR)は11兆¥文字(C-12037)を投じたリアウ州の新工場で年間24万トンの生産量増加を見込む。その半分は輸出向けだ。ムドリ局長は「上流分野で供給が増えれば、中流・下流にも影響が及び、業界全体が活気づく。第1四半期の繊維・衣料製品の輸出が1・1%増加したことに表れている」と述べた。

 輸入に関しては、政府が17年から実施している輸入規制の効果もあり、第1四半期は2・1%の減少となった。

〔NNA〕