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旭化成アドバンス 20秋冬スポーツ/エコ素材前面に/「ロイカEF」国内生産始まる

2019年05月31日(Fri曜日) 午後4時37分

 旭化成アドバンスは20秋冬向けスポーツ素材で、サステイナブル(持続可能な)を意識した素材群による企画提案に力を入れる。ナイロン織物「レオナFT」や「エラクションX」「インパクト」でケミカルリサイクル糸使いを打ち出すほか、再生スパンデックス「ロイカEF」で開発した丸編み、経編みを発売する。

 同社は、サステイナブルに配慮したエコ素材トータルを新ブランドとして打ち出すブランド戦略を検討。スポーツ・ユニフォーム事業部が先行して、今年11月に開催予定の21春夏向けのスポーツ素材展で新ブランドとともにプロモート素材群を披露する。

 20秋冬商戦をその前哨戦に位置付け、ケミカルリサイクルによるナイロンで商品化したレオナFT、エラクションX、インパクトやロイカEFを前面に商談に臨む。

 ロイカEFではこれまで、ドイツの旭化成スパンデックスヨーロッパから輸入する糸でテキスタイル開発を進めてきた。日本でも生産技術を確立し量産を19年度に始めるめどをつけた。

 20秋冬ではポリエステルとの交編で開発したコンプレッションウエア向けの経編み、丸編みの販売を立ち上げる。

 ポリエステル長繊維にダウンボール状のわたを絡ませた中わた素材「エーツーロフチャー」の販促も重視する。ダウンとは異なる吹き出しにくい特性をニットアイテムの中わた向けに売り込んでいく。