上海信諾グループ/染工場を太倉で開業/セーターの一貫生産構築

2019年05月31日(Fri曜日) 午後4時44分

 【上海支局】日本向けのセーターを展開する上海信諾グループは28日、江蘇省太倉市で糸染めと製品染めを手掛ける江蘇東智禾新繊維科技を開業した。同グループ企業としては7社目で、セーターの一貫生産体制を整えた。同日開いた開業式には、日本の大手アパレルや商社幹部など約40人が出席した。

 新工場の敷地面積は1万5千平方メートルで、綛(かせ)染めとチーズ染め、製品染めを展開する。綛染色機23台、チーズ染色機19台などを備え、糸染めの年産能力は6千㌧、製品染めは300万枚。環境規制に対応するため、関連設備に約1500万元を投資した。

 開業式で上海信諾グループの史可傑董事長は、「中国染色業界の先進企業になりたい。環境を重視しながら、スマート化を図ることでスピーディーな生産を実現する」と話した。

 同グループは2000年設立。セーターのデザインから紡績、撚糸、染色、生産、販売まで手掛けている。市場別売上構成比は、日本が7割、内販が3割。

 島精機製作所の「ホールガーメント」(WG)横編み機をいち早く導入し、ホールガーメントのニット製品の生産にも取り組んできた。今回の新工場でも島精機と組み、オーダーメードのホールガーメントのニット製品をネット販売していくことを計画している。