中国の縫製機械/18年輸出額が過去最高/5.3%増の約25億ドルに

2019年06月03日(Mon曜日) 午前11時59分

 【上海支局】中国縫製機械協会によると、2018年の中国縫製機械輸出は、前年に比べ5・3%増の24億5500万ドルで、過去最高を記録した。中国からの縫製工場の移管が続くベトナム向けがけん引した。

 地域別で最大のアジア向けは、16億2千万ドルで4・2%増えた。輸出額全体の66・0%を占めた。ASEAN地域のベトナムを筆頭にシンガポール、インドネシア、カンボジア、ミャンマー、南西アジアのバングラデシュ、西アジアのトルコの伸びが目立った。

 新興縫製地として注目されるアフリカと南アメリカは、それぞれ33・0%、19・3%伸びた。

 米中貿易摩擦の影響を受ける北米向けは、11・6%減った。うち米国向けは10・9%減、カナダ向けは30・5%減だった。

 日本向けは15・6%増えた。

 商品別では最大のミシン(シェア49・6%)が輸出額12億1700万ドル、輸出台数が406万5千台で、それぞれ19・3%、10・1%増え、過去最高を更新した。

 うち工業用ミシンの伸びが顕著な一方、家庭用ミシンと刺しゅうミシンは前年割れした。

 工業用ミシンの1台当たりの平均輸出額は299ドルで、8・3%増えた。ただ15年の305ドルにはとどかなかった。