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宇仁繊維/20春夏へ新作生地続々/明日の名古屋展皮切りに

2019年06月05日(Wed曜日) 午前11時38分

 宇仁繊維は20春夏向けのシーズンテーマに据える「オリジン」に沿って、「原点回帰」と「オリジナル性」にこだわった服地を訴求する。明日6日の名古屋展を皮切りに、東京、大阪で個展を開き、披露する。

 今回の個展には、4月に創立20周年を迎えた記念展示会という要素もある。創業の精神に立ち返りつつ、「高級化」戦略に基づいた新たな生地を多彩に投入し、顧客からの評価を問う。宇仁龍一社長によると、「ジャカードなどで高級化戦略を推進するのと同時に大口取引の獲得に力を入れていく。その実現に向けて生産コストをさらに低減していく」戦略。

 個展では同社の主力であり原点であるポリエステル薄地織物で、表面感のあるサッカー、天然調合繊、各種プリント、割繊糸使い、ストレッチのシリーズ、先染めチェックなど幅広い生地を用意し、小口即納体制という原点機能と併せて訴求する。

 一方、「合繊一辺倒からの反動もあって天然繊維の流れがある」とし、セルロース系やキュプラ繊維、綿使いなどを増強提案するほか、サステイナブル(持続可能な)を意識してリサイクル糸使いなど環境配慮商材も充実させる。イージーケアなど各種機能素材の提案にも力を入れる。

 名古屋展は6、7の両日、中区の同社名古屋店、東京展は13、14の両日、港区の同社東京店、大阪展は20、21の両日、中央区の同社大阪本社。宇仁繊維本体だけでなくグループの宇仁テキスタイル、宇仁繊維ファッション、丸増、ウインザー、オザキプリーツの各商品も展示する。