台湾・遠東新/1千万ドルで米リサイクル企業買収

2019年06月07日(Fri曜日) 午前11時8分

 繊維台湾大手の遠東新世紀(ファーイースタン・ニューセンチュリー)はこのほど、1千万米ドルを投じて、米リサイクル企業のフェニックス・テクノロジーズ・インターナショナルを買収したと発表した。再生材料の需要の高まりを満たすことが狙い。

 「経済日報」などによると、フェニックスは回収したペットボトルからリサイクルプラスチックを生産しており、年産能力は3万6千㌧。海外の大手飲料、日用品メーカーを顧客に持つ。

 遠東新は買収後、フェニックスを同社にとって3番目の米国拠点と位置付け、第2四半期(4~6月)からの売上高への貢献を見込む。

 遠東新は2018年初め、経営破綻した米化学メーカーM&Gポリマーズから米ウエスト・バージニア州の工場とオハイオ州の研究開発(R&D)拠点を買収。同年末にはM&Gポリマーズがテキサス州南部のコーパスクリスティ市で建設中だった高純度テレフタル酸(PTA)・ポリエチレンテレフタレート(PET)の一貫生産工場を買収した。現在までの米国への投資額は累計130億台湾ドルに上っている。

〔NNA〕