イオンモール常熟新区/デジタル、キッズを充実/28日に開業へ

2019年06月13日(Thu曜日) 午後1時35分

 【上海支局】イオンモールは28日、江蘇省常熟市で中国20号店となるショッピングモール「イオンモール常熟新区」を開業する。キッズとアミューズメントを充実させるほか、買い物の利便性を高めるデジタルを生かした提案を行う。初年度の来館客数目標は700万人。

 キッズとアミューズメントのスペースは、同市最大規模の約5千平方メートルで、地元で人気の子供服ブランドや、キッズ向けアミューズメントを導入する。

 飲食店率は約3割となり、中国の他のイオンモールよりもやや高い。周辺住民やオフィスワーカーのデリバリー需要も見込んでいる。

 店内では、スマートフォンを通じ、レストランの事前予約やフロアガイドのサービスを提供。館内案内ロボットや顏認証ロッカー、バーチャル試着など、目新しいサービスを充実させる。

 新店の立地は、市中心部より南へ約6キロメートルの高新技術産業開発区(国家級開発区)。地元政府が開発に力を入れ、住宅や官庁エリアなどの整備が進んでいる。敷地面積約14万9千平方メートル、延床面積約18万1千平方メートルで、駐車可能な台数は約3700台。

 同社の中国事業は、堅調に推移する。既存の19モールのうち、オープン3、4年の新店を除く10モールが既に単年黒字化を達成。19年度には中国事業全体が黒字化する見通しだ。