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トンボ ヘルスケア本部/6月期売上高は20億円超へ/在庫精度高め安定供給が貢献

2019年06月18日(Tue曜日) 午前11時37分

 トンボ(岡山市)のヘルスケア本部は2019年6月期、売上高が前期比6%の増収で20億円を超えそうだ。入院者向けのコンフォートウエアと検診着の販売拡大が増収をけん引。永瀬公雄執行役員ヘルスケア本部長は「データの蓄積と分析で在庫の精度が高まり、ニーズに沿った商品を安定して供給できた」と話した。

 商品カテゴリ別の売り上げ(18年7月~19年5月)は、ケア(介護)が前年同期比0・8%、白衣が同3・3%増と伸び悩んだものの、コンフォートウエアが13・5%増、検診着が同33・4%増と大きく伸ばした。検診着は2件の大型案件、コンフォートウエアはコンスタントな需要が寄与した。

 ブランド・商品別では、スポーツブランド「ヨネックス」の介護・看護向け「メディケアシリーズ」が、初年度で順調な滑り出し。ニット病衣の採用案件も増加した。

 来期は今期と同程度の増収幅を目指す。ヨネックスでナースウエアや理学・作業療法士専用ウエアなど「イメージをそろえ、チーム感を出せる企画に挑戦する」(永瀬執行役員)と、チーム医療に対応した新商品を投入する。

 季節に合わせた素材提案も強め、「メリハリを出した商品企画」も模索。現状はオールシーズン対応が多いが、学販スポーツ部隊とも情報を交換しながら、現場にとって涼しい、温かい素材による商品企画も充実させる。さらにレンタル市場が拡大する中で工業洗濯への対応など「業界の仕組みに乗せる」商品開発も増やす。