香港・晶苑国際集団/中国から生産移管加速/米中貿易摩擦で

2019年06月19日(Wed曜日) 午前11時57分

 香港の縫製業大手、晶苑国際集団(クリスタル・インターナショナル・グループ)は12日、中国本土から海外への生産移管を急ぐ方針を明らかにした。米中貿易摩擦に伴う先行き不透明感で、生産分散の加速を求める一部顧客の声に応じる。特にベトナムへのシフトを強める。13日付「明報」などが伝えた。

 ベトナムシフトで、米国抜きの環太平洋連携協定(TPP)の恩恵を受けられるとみている。

 生産移管に伴う19年上半期(1~6月)の一時的なコストは約1400万米ドルと予想。本土生産による米国市場向け輸出事業がグループ全体に占める売上高比率は18年の約14%から今年下半期(7~12月)に6%程度に低下する見通し。

 同社は「ユニクロ」や「H&M」などの衣料品メーカーのOEM(相手先ブランドによる生産)を手掛ける。〔NNA〕