インドネシアに新工場建設/台湾/繊維の百和工業

2019年06月20日(Thu曜日) 午後4時31分

 ゴムバンドや靴のアッパー部分の繊維などを手掛ける台湾百和工業(パイホー)の鄭森煤董事長は13日の同社の株主総会で、インドネシアに靴ひもや面ファスナーなどを手掛ける工場を増設すると発表した。今年末に着工し、2年以内の完工を予定する。14日付「工商時報」などが伝えた。

 インドネシア工場が4月に黒字化し、利益が安定したことから拡張を決めた。証券筋によると、投資額は5億台湾元(約17億円)とみられ、インドネシアの新工場の延べ床面積は1万3200平方メートルになる予定。鄭董事長によると、新工場が完成した後も生産能力の拡大を視野に入れている。

 百和工業は同製品を生産するベトナムの新工場を4月に稼働したばかり。現在は一部の工程のみ行っているが、8月には染色・加工を含む全ての工程の量産体制が整う見通し。

 台湾では彰化県の本社工場そばに工場業務を行う建屋を建設中で、2021年に完成する見込み。

 同社の1~5月の売上高を生産拠点別に見ると、ベトナムが33%、中国事業の統括などを担う百和興業が32%、台湾が24%、インドネシアが6%などとなった。

〔NNA〕