メーカー別 繊維ニュース

宇仁繊維 20春夏/4ブランド一挙投入/分かりやすく特徴伝える

2019年06月21日(Fri曜日) 午後4時44分

 宇仁繊維は20春夏に向けて、四つの自社生地ブランドを投入する。「当社の強みや売れ筋、特徴を顧客に分かりやすく伝える」(宇仁麻美子常務)ことで拡販につなげる狙い。

 同社はオリジナル生地を備蓄、あるいは即納生産体制を構築し、それを小口から販売する機能で業績を拡大してきた。生地点数は現在、4万3千点にも及び、その特徴や機能も多岐にわたるようになった。このほどブランド展開を始めたのは、多品種展開の中で埋もれがちな強みや特徴をピンポイントに訴求したいという狙いがある。

 社内で協議した結果、強みは、割繊糸使い、強撚糸使い、ウオッシャブルレース――の三つとなった。割繊糸使いを「カッセン」、独自強撚糸使いを「サラキュート」、ウオッシャブルレースを「グランドラッセルレース」としてこのほどブランドを冠した。四つ目はキュプラ繊維やレーヨンなどの生分解性繊維を集約した「エフレ」。

 20春夏向けに開いた東京展では、割繊糸使いの楊柳や光るシフォンなどの新作が注目されたほか、透け感のあるチェックやストライプ、軽い上に凹凸など表面感のある生地、綿・リネン混、ポリエステル・リネン混、リネン調ポリエステルなどが好評だった。増強対象の薄手デニムもプリーツ加工との融合も相まって関心を引いた。

 プリントは19盛夏で使いたいとの顧客もおり、小花などが相変わらずの人気。プロジェクトチームも組んで拡大を狙うジャカードは、オンプリントも含めてさまざまな柄を用意する。

 大阪展を今日21日まで中央区の同社ショールームで開催中。