香港・バウハウス/19年3月期は赤字転落

2019年07月05日(Fri曜日) 午後5時6分

 香港のアパレル販売、包浩斯国際(バウハウス・インターナショナル)がこのほど発表した2019年3月期本決算は、純損益が6210万香港ドルの赤字に転落した。前年は4060万香港ドルの黒字だった。台湾と中国本土の小売り事業の業績不振が主因。

 売上高は前年比6・3%減の13億60万香港ドル。既存店ベースでは10%の減収となった。米中貿易摩擦の影響で、経済の先行き不透明感が世界的に強まり、地域ベースでも小売り環境が悪化した。

 市場別に売上高を見ると、香港・マカオ・その他が4・9%減の8億6860万香港ドル、台湾が14・6%減の2億8980万香港ドル、本土が5・3%増の1億4220万香港ドルとなった。既存店売上高はそれぞれ6%、18%、12%減った。

 3月末時点の直営店数は合わせて196店で、前年同月末から14店の純増となった。内訳は、香港・マカオが77店、台湾が73店、本土が46店。

 米中貿易摩擦の激化による経済見通しの不透明感と小売市場の地合い悪化が続く中、同社は今後、小売り販売網の見直しや在庫の縮小など慎重な戦略を進める。〔NNA〕