スミテックスの上海法人/仕入先開拓で利益率向上へ/1~5月の利益は横ばい

2019年07月09日(Tue曜日) 午後3時53分

 【上海支局】スミテックス・インターナショナルの上海法人で、製品OEM/ODMを展開する住衣時装国際貿易〈上海〉は今年後半、価格競争力のある仕入先の新規開拓を進め、利益率の向上を図る。今年前半は日中でアパレル市況が振るわない影響を受け、売上高は前年同期に比べやや苦戦、利益は横ばいだった。

 2018年は前年比で増収、計画も上回った。米系カジュアルブランドの中国内販向けOEMがけん引した。一方の対日は日本本社の生産管理のサポートと直貿(日本の顧客との直接取引)ともに苦戦した。

 19年前半の中国のアパレル市況は、18年の好調から一転、厳しくなっている。こうした中、内販も思わしくなかった。「一部の勝ち組以外は百貨店、ネット通販ブランド向けともに苦戦している」と上杉直也総経理は話す。

 他方、日本向けも価格要求が厳しくなっているため、今後利益率が悪化することが予想される。そのため、価格競争力のある中国内陸部やASEAN地域の新規仕入先工場の開拓を急ぐ。