台湾・工研院など/衣類サンプルの半自動化ライン開発

2019年07月18日(Thu曜日) 午後4時21分

 台湾政府系研究機関の工業技術研究院(ITRI、工研院)はこのほど、遠東新世紀(ファーイースタン・ニューセンチュリー)傘下で繊維大手の宏遠興業(エベレスト・テキスタイル)と共同で、衣料品サンプルの半自動化生産ラインの開発に成功したと発表した。「付鉅亨網」などが伝えた。

 工研院微系統中心の朱俊勲執行長は、「台湾の衣料品は世界的に評判が良く、世界の機能性衣料の7割が台湾で生産されている」と説明。一方で、ファストファッション需要の高まりにより、顧客は多品種少量生産を求めるようになっており、台湾の紡織産業も受注モデルの転換が求められているという。

 こうした中、工研院は台湾で初めて川上から川下までの作業を一貫で行える半自動化生産ラインを開発。これまでバラバラかつ手作業で行っていた作業をワンストップ化、スマート化した。これにより、従来は7~10日かかっていた衣料品サンプルの生産が1日以内に短縮され、労働力の削減にもつながると期待される。〔NNA〕