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シキボウのユニフォーム地/ニット生地 拡充/シキボウ江南の安定稼働もテーマ

2019年07月30日(Tue曜日) 午後1時36分

 シキボウはユニフォーム地としてニット生地の提案を拡充する。高通気生地「アゼック」のニットタイプなどを中心に備蓄アパレルのカタログ定番ユニフォーム向けだけでなく企業別注ユニフォーム向けでの拡販を進める。

 同社の2019年度第1四半期(4~6月)のユニフォーム地販売は、例年に比べると受注が全体に遅れ気味だったもよう。ただ、5月に10連休があったことなど特殊要因によるものとみており、市況全般はそれほど悪くないと言う。特に企業別注ユニフォーム向けは堅調が続く。

 第1四半期の遅れを取り戻すため織物に加えてニット生地をユニフォーム地として提案強化する。独自の校倉(あぜくら)造り織り構造による高通気織物「アゼック」の好調が続いていることから、同様に編み組織の工夫で高通気性を実現したアゼックニットなどを企業別注ユニフォーム向けと備蓄アパレルのカタログ定番ユニフォーム向けいずれでも提案を拡充する。

 一方、ユニフォーム地の販売は織布・染色子会社であるシキボウ江南(愛知県江南市)の稼働に大きな影響を与える。シキボウ江南の安定稼働を維持するためにも備蓄アパレル向けへの新規提案を強化する。アゼックのストレッチタイプや2層構造による吸汗速乾織物「COMF」を応用した肌側点接触生地など快適性に焦点を当てた生地提案を進める。

 引き続き需要拡大が期待できる電動ファン付きウエア向けも消臭加工「スーパーアニエール」など機能加工を施したタイプなど“プラスアルファ”の付加価値を提案する。